私は，「最終的な結論を見据えた上で，国税と交渉すること」と考えています。
税金に関する争いは，最終的には，国税不服審判所，裁判所において裁かれます。
よって，税金に関する争いが，最終的にどのような結論になるか否かは，国税不服審判所がだしている裁決，裁判所がだしている判決・裁判例を分析することが，一番の近道です。
税務調査において，必要とされることは，最終的な結論を見据えた上で，国税と交渉することだと思います。
最終的な結論が，納税者にとって「不利」であれば，交渉においては，ある程度の妥協点を探します。
一方，最終的な結論が納税者にとって「有利」であれば，安易な交渉には一切応じず，徹底的に戦います。